3月13日(金)午前2時50分・能登半島輪島、LIVE

3月13日(金)午前2時50分・能登半島輪島、LIVE

2020年3月13日午前2時18分、石川県輪島市西部を震源とするM5・4、最大震度5強の地震が発生しました。

震度5強の地震が発生した能登半島輪島からのLIVE通信です。

この地震は保勘平宏観地震予測資料編纂室、2019年12月21日の記事にもあるように、ある程度警戒されていたものではありましたが、震度6を超える巨大なものではなくて幸いでした。

また当地では殆ど被害が出ておらず、倒壊した建物もけが人も今のところ出ていないもようです。
また余震も大きなものが発生していませんが、これから7時間以内に震度3クラスの余震発生は有るかも知れません。

この地方の方言で言うなら「あざ軽い天気」、どことなく薄っぺらな好日、深みのない穏かな日和が続いていたし、株価も大きく変動していた。
福井と富山でリュウグウノツカイが多く上がっていたし、京都ではダイオウイカも上がっていたので、どこかこの近辺が胡散臭いと思っていたのですが、まさか自分の住んでいる所とは、結構衝撃です。

ただ輪島市では建物の倒壊、けが人は出ていない模様ですし、このクラスの地震では大きな被害も出ていないものと思われます。

この地震の震源は2007年の能登半島地震の震源の延長線上に有るが、深さは10kmと浅い。

揺れの方向はほぼ東西、余震は本震付近に集中して長くは続かず、また本震が5強なら、最大余震は4、平均深度1クラスの余震が今後2ヵ月程続くが、他のこれまでの地震に比して回数は多くならない。

また余震発生前にはゴーと言う音が聞こえるが、このクラスの地震で発生する余震は音のインパクト程大きくならない。

落ち着いた対処が必要と言える。

ただし、1993年に発生した能登半島珠洲市沖を震源とする震源域は佐渡島、中越沖地震群に属する可能性が有り、この点で言えば同震源域の地震が発生していない事から、関連して発生する可能性が否定できず、この場合震源に近い珠洲市では南北方向の揺れ、震度は6となる可能性が有る。

今のところその顕著な兆候は報告されていない為、直近の危機とは言えないものの、警戒が必要と言え、この珠洲市沖の地震と時期的関係に有るのが北九州の警固断層地震であり、どちらかに地震が発生すると、連鎖するパターンが推定できる。

また現在、日本各地で発生している高温傾向、魚等の異常に鑑みるなら、能登半島の地震はほんの序章に過ぎず、2年と言う単位で考えるなら、この先には想像もできない程恐ろしい事が待ち受けている気がしてならない。

普段事件や事故も少なく、動きのない過疎の限界市町村では、地震は大きな話題となるかも知れないが、このクラスの地震で大騒ぎする必要はない。

実質被害が無ければ、平常の1日として、過度に騒ぐことなく日常の業務、責務を全うしましょう。

緊急の報告でした。

T・asada
このブログの記事は「夏未夕 漆綾」第二席下地職人「浅田 正」 (表示名T・asada)が執筆しております。