「熊本地震の余震に付いて」

熊本県地方で発生した震度7の地震に付いて、この地震の震源の深さは約10kmと浅い為、統計上、余震は本震の後ろ側に濃度が高く、大きな余震の90%は本震発生3か月以内に発生し、余震の期間は震源の深い地震よりは短い。

3日以内は震度6近辺の余震、1週間以内は震度5くらいの余震と常時震度4、震度3クラスの余震が連続するが、震度は日を追って弱まり、回数も減少していく。

ただし6か月以内は、回数は少ないが震度5、震度6クラスの余震が数回発生することが有る為、「音」を基準に警戒してください。

一度大きな本震が発生した後の余震は、その余震が来る数秒前に「ゴー」と言う風か、飛行機が飛ぶような音が聞こえてくるようになるので、この音が聞こえたら大きな余震の場合は直後、震度4以下の余震の場合は2秒から4秒後に余震が発生します。

この余震発生前の音は人間の恐怖心をあおり、為に不安な気持ちになります。

小さいお子さんのいる家庭では、できるだけ子供のそばにいてあげてください。

[本文は2016年4月15日、Yahooブログに掲載した記事を再掲載しています]

T・asada
このブログの記事は「夏未夕 漆綾」第二席下地職人「浅田 正」 (表示名T・asada)が執筆しております。