「日本は今どこにいるのか」・Ⅱ

60年以上も他国と戦争をせず、国民の暮らしは欧米以上に充実し、世界中行こうと思えばどこでも行ける。 食料は満ち溢れ、人々は車を所有し、道端に死体が転がっていると言うこともなければ、文字を書けないと言う人もいない。 世知辛...

「日本は今どこにいるのか」・Ⅰ

人間は自分のことが一番良く分かっていないものだ。 鏡に映った自身の姿を見たとしても、その姿の何が良くて、何が悪いのかは分からず、それは悪い意味に置いても、良い意味に置いても評価ができないものであり、そもそうした意味では正...

「表裏比興」・Ⅲ

こうして真田信幸と徳川家との婚礼が決まり、それから後、真田は徳川配下の武将としての時代を迎えることになる。 しかし1598年9月18日、太閤秀吉がこの世を去ると、俄然天下は風雲急を告げることになっていくが、1600年7月...

「表裏比興」・Ⅱ

武田勝頼が岩殿城へ向かった事を知った真田昌幸、だがしかしそれからの昌幸の行動は早かった。 早めに降伏したものはその所領を安堵するとの織田軍の方針に、早々に降伏した真田昌幸は、今度は織田軍に組する事になるが、その織田信長は...

「表裏比興」・Ⅰ

「親方さまに言上つかまつる」 「これは大叔父殿、あらたまって如何なるご用向きにございますや」 「されば、此度ご本家嫡子、信幸殿のことにござれば、この戦国乱世にあって小国がもはや豊臣、徳川のいずれかに組してと言う時にあらざ...