「罪の誕生と変遷」

人類文明が発生したごく初期の段階、またそこに宗教的権威を持った統治が為される初期の段階に措ける裁判では、裁判と罰則が同時である傾向にあった。 すなわちここでの罪の概念とは「自分と神」または「自分と自然信仰」との関係で罪が...

「婚姻」・Ⅱ

これに対して例えばイスラム諸国では「一夫多妻制」の婚姻が一般的だが、本来の考え方として、一夫一婦制こそが絶対的な婚姻の価値観とされるその根拠は、男女の「平等性」と言う概念から発生しているもので、平等の概念では受益に関して...

「婚姻」・Ⅰ

結婚(marriage)の条件は4つ有る。 1つはこの関係が社会から肯定され、認められる性関係であることだが、一般的に性関係が社会に措いて秩序を失うと言う事は国家の最小単位となる家族の、その核となるものが曖昧になることか...

「罪の入り口と出口」

古代日本に措ける最大の罪とは「天津罪」(あまつつみ)と呼ばれるもので、その罪は8つの具体的な行為を指している。 「串刺」(くしさし)とは他人が開墾した田に串を刺し、そこが自分のものだと主張することであり、言うなれば人の田...

「冤罪はかくて作られる」・Ⅱ

この裁判、恐らく上村勉被告人の証言がぐらつき始めていることを考えると、検察側は控訴できないだろう。 唯一の証拠である上村被告の供述調書が信頼を失った現在、作られた罪は元の「無」に戻ったのであり、事実上これで村木厚子氏の無...