「死の概念の多重性」

そしてここに「人の死」に対する概念と言うものが加わってくる。 生きた人間を殺して、誰かの命を救うことは現在の段階ではどの国家もこれを容認していない。 従って実情はどうあれ、死体からしか臓器を取ることは許されないが、この死...

「自分の範囲」

人はどこからどこまで自分のもので、どこからが「他」になるのだろうか・・・。 およそ「他」の動植物を捕獲し、それを食べていかなければ生命を維持できない人類に取って、生きると言う意味であれば、眼前に広がる光景の全ては自分のも...

「三次元性意識地図」

例えばサルの世界でも、成熟した個体はその所属した家族の群れからは離脱していく、若しくは群れからの追い出しにあって、結果として近親相姦を忌避する仕組みが存在している。 ゆえに動物の世界では近親相姦の掟を厳格に遵守しているの...

「男と女の境界」

「Gender」ジェンダーと言う考え方がある。 これは社会的に性別を概念したものだが、いわゆる男らしさ、女らしさと言うべきもので、解剖学的性別とは無関係であり、その語源はラテン語で「genus)ゲヌス、またフランス語では...

「正常と異常」・Ⅲ

 そして癌の抑制に付いてもう一つ、子供の目に発症する網膜芽細胞腫、これは遺伝性の癌だが、初期症状として瞳が白くなる現象が現れる。 この癌は優性遺伝であり、親から受け継いだ2本の第13染色体のRb遺伝子の、どちらか片方に欠...