「大阪北部震源地震に関して」

震源の深さが20km以内の浅い震源地震では、一般的に余震は長くは続かない傾向が有ります。

頻繁に余震が続くのは1週間ほど、その間に本震より震度が1ないし2ほど小さい地震が4回から5回、後は震度3以下の余震が続きますが、2ヶ月以内に余震は殆どなくなって行くものと思われます。

ただしこの2ヶ月の間に震度5、または震度4クラスの地震発生確率は2回ほど存在し、余震発生時には小さな地震でも遠くからゴーと言う音が近づいて地震が発生しますので、恐怖心は大きく増長されます。

小さなお子様がおいでる方、或いは小さなお子さんを預かっている施設の方々は、出来るだけお子さんの近くにいて上げてください。

現在発生している日本の地震は地球平面積の5%、または10%が関与する地殻変動に伴うものと推察されます。

東日本大震災以降圧力を受けている日本列島で発生する地震は、従来の周期予測地震以上の影響を日本列島に及ぼしていると考えられ、この状態では従来の周期予測は全て周期アトラクタ(崩壊)を起こす可能性が高く、従来の統計的周期予測は全て役に立ちません。

民間、研究機関の区別無く、地震予知は全く機能しません。

頻発する地震と言う現実は全く根拠の無い予言までも、予知が当たったように錯誤させる為で、研究機関が設置している微細震動観測機器のデータも含めて予測は不確定要素が増大します。

またこうした地震が頻発する時期は、過去に記録されている傾向として、他の台風などの災害、或いは政治的、経済的混乱も発生し易いと言う教訓を残しています。

地震で命は助かっても家財、新築家屋の倒壊など、命の次に大切なものが失われ、こうした事が日本各地で頻発すると、日本国内の実態経済はマインド低下を起こし、大規模な不況と政変の発生に繋がり易くなります。

これ以後、地震に対して私たちの取れる対策として、他者の言葉に扇動されないよう、自身が生活して行く中で感じる「変化」を基準に地震から身を守るしか方策は無いように思います。

以下そうした大地震発生前の変化事例を挙げておきますので、参考にして頂ければ幸いです。

1  異常に高温な気候が続き、その高温が不快感を伴っている。

2  太陽が紫や赤などの色が付いて見える。

3  空気に黄色、赤、紫などの色が付いているように感じる。

4  雷のような音が定期的周期で聞こえる。

5  月が赤黒く見える。

6  空の一部が赤く見える。

7  発光現象、雷とは違う中心から周囲に広がる光の発生がある。

8  地面から雷が上に向かって上がって行く。

9  細長い光の帯が空を走って行く「地震発生まで5分以内」

10 過去に傷めた傷が痛む。腰痛やひじが痛くなる。

11 乳児が普段異常に泣く。

12 普段は無い頭痛がする。理由もなく歯が痛む。

13 携帯が繋がり難くなる。

14 固定電話に雑音が入ってくる。

15 1秒以下の停電が1日の間に何度も発生する。

16 原子力発電施設付近で青白い光の発生が見られる。

17 蛍光塗料の蛍光機能が消失する。

18 地面の特定箇所の雑草の伸びが速い、或いは極端に遅い。

19 実の成る木で実が少ない、花が異常に咲くか、数が極端に少ない。(椿などは、異常に多く咲く)

20 止む筈の無い嵐が急激に止んで晴天になる。

21 月や太陽を取り囲むように黒い、若しくは赤黒い雲が発生している。

22 杖のような雲が浮かんでいる。

23 逆虹、円周部分が下に来ている虹の発生がある。

24 風が止まって閉塞間が有る。

25 山菜や海草が少ない、香りがしない。

26 魚の打ち上がりが頻発する。

27 大王イカや深海魚の撃ちあがり、特にハリセンボンの打ち上がりは要注意。

28 イワシやボラの大量河川遡上。

29 アジやカワハギ、タコ、ヒラメなどの異常な大漁。

30 魚の動きが緩慢になる。金魚などは水槽から飛び出る。

31 季節はずれの花があちこちで咲く。

32 野鳥の数の減少、カラスは反対に増加する。

33 イヌがあちこちで遠吠えを始める。

34 猫が家から出ようと焦る(直後に地震の震動が始まる)

35 ハチが巣を放棄する。

36 季節はずれの動物や昆虫が出現する。

37 トンボなどの数が異常に少ない。

38 カエルやカジカが時々鳴かなくなる。

39 木々が時々ざわつく感じがする。

40 カニなどが大漁に海から上がって移動する。

41 無線ルーターに拠るパソコンのネット接続が時々不安定になる。

42 FMラジオに周期的雑音が入る。

43 オジギソウやねむの木の葉が閉じたり開いたりする。

44 赤いオーロラが見えた。

45 野鳥の声が極端に少ない。

46 低周波音が聞こえる。

47 家の隅から何か定期的に音がする。

48 電池の切れている時計が動き出す。

49 井戸の水位が変化している、温度変化がある。

50 星が近くに見える。

51 低気圧が一つの地点を1週間の間に3個以上通過した。

 

これらの現象は必ずしも地震の時だけに発生すると言うわけでは在りませんが、震度5以上の地震発生前には関連が疑われますので、複数の現象が起こった場合、地震に対する警戒を始めると良いかも知れません。

また「戊戌」(つちのえいぬ)は古来より「天変地異」ですので、先人の経験則からも今年は注意が必要な年かも知れません。

最後になりましたが、大阪北部震源地震に拠って亡くなられた方々に対し、謹んで哀悼の意を申し上げ、被災、怪我をされた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

 

T・asada
このブログの記事は「夏未夕 漆綾」第二席下地職人「浅田 正」 (表示名T・asada)が執筆しております。

2件のコメント

  1.  被害に遭われた方、とりわけ、通学途上で、非業の死を遂げた少女、家族の皆様には、お気の毒さまでした。

    後もう一つ付け加えた方がいい気もします~~♪

    地震の前兆現象であるかも知れない、気象~地学的な動き~天体、特に太陽、月などの微妙な影響で、人心が少しずつ安定を欠き、新しいことを求めて、悪い選択に落ちて行き、最悪の選択をしているときにも、大地震が起こりやすいと言う項目~~♪

    阪神淡路大震災の時は、村山富市が首相で、噂に寄れば、呆然とテレビを観ていて、自衛隊は災害派遣が掛かったら、即応できるように、部隊を整えて、待っていたのに、勿論要請の権限は知事にあるけれど、救える命が多数失われた。

    東日本大震災の時は、菅直人が首相で、詰まらん規則を盾に取ったり、現実に合わない程度の低い現場指揮を執ったり、現場の意見も聞かず、救助行動を邪魔して、その内福島第一原発が爆発、SPEEDIが有るのも知らず、避難経路を誤指示~~♪

    大正デモクラシーとか言っているけれど、要するには、大政党が衆愚政治にもならないで、勢力争いに狂奔していて、政党政治は民衆から見放された。
    運悪く、加藤友三郎が、現役首相のまま亡くなって、首相不在の時に関東大震災は、発生、急遽山本権兵衛が就任~~♪

    今は良いのか悪いのか解らないけれど、野党が小事に嵌って審議拒否と不信任案を出すだけが「政策」もどうかと思う~~♪
    自分も一員であろうに、当局の不備を責めている者も居るらしい、極まれり。

    1. ハシビロコウ様、有り難うございます。

      確かに大地震が発生するときは国民も政府もおかしい時期のことが多く、世界的な政変の時も大地震が発生し易いと言われています。
      世界中が地震被害に遭遇し、あちこちで火山が噴火しています。既に充分天変地異と言えるかも知れません。
      またこうして見ると報道も既に扇動しかしていないように見えますし、今必要な情報を提供していない気がします。
      更に有識者の話はもっと劣悪で、逆に国民に不確かな情報を振りまいている。
      一番しっかりしているのが被災された人々だったような気がします。
      それにしてもやはり戊戌だなと思います。
      古来より多くの占いや卦が記している事と言うのは、全くデタラメな訳では無かったんだなと言う気がします。
      ですからこれは多分まだ入り口なのではないかと思います。今回の事のような色んな事が発生して結果、何かが現れてくる。
      そんな気がするのです。

      コメント、有り難うございました。

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