「鉞(まさかり)を研ぐ子供」・Ⅱ

此度東北を襲った大地震にあって、我が脳裏に真っ先に思い浮かんだのが、「柳田国男」のこの話であり、また関東大震災の折の記録だった。 この二者は互いに、そこに共通点を求めるなら「子供」がその主体となるが、全く別の記録なれど、...

「鉞(まさかり)を研ぐ子供」・Ⅰ

ある村の近くの山で炭焼きを生業としている男があった。 だがこの男の暮らしは貧しく、食うや食わずの毎日で、既にもう何日も食べるものを口にしておらず、その日も朝から村へ炭を売りに行ったが、炭はいっこうに売れず手ぶらで帰るしか...

「東日本大震災への思い」

2011年3月11日は忘れることができない日だった・・・。 前年から高い気温が続き、多くの魚の異常はその数年前から続きながら、何も発生していなかった為、2010年、私は「何か大変なことが起こる」と、幾度となく記事を書いた...

「ロシアンルーレット」2

大日本帝国憲法、つまり太平洋戦争以前の憲法の規定では、もし次年度国家予算がその年度内に成立しなかった場合、前年度の国家予算を暫定予算として執行することが可能だった。 しかし戦後の日本国憲法の規定では国家予算の不成立条項は...

「ロシアンルーレット」1

「おい、お前ら!、手を出すんじゃねーぞ」 「でも、オジきよー、オレはこいつだけは許せねーんだ」 「バカ野郎、丸腰のモンを袋叩きにしたと有っちゃこの辞民組の立つ瀬がねぇ、三下はひっこんでろ」 「でもよー、」 「くどいぞ石原...