「徳の成立」

欧米の概念では「数」は数える事に原初を持つが、日本や古代中国では数は「読む」とも表現されてきた。 「数える」と「読む」の差とは何か、これは数と言うものが「自己」に有るか「他」に有るかの違いであり、もっと言うなら自己と他の...

「よお」

他の発音も同じ事だが、例えば「ヨ」と言う単発音は厳密には存在しない。 上に隠れた「イ」が付く「ィヨ」、下に隠れた「ウ」が存在する「ヨゥ」、「ヨォ」「ヨー」「ヨッ」「ンヨ」などの発音のバランスシートの中心に有るのが「ヨ」で...

「相反修飾言語」

桜の花が散る様に「はらはらと・・・」と言う表現が有るが、私達は現実にこの「はらはら」と言う音を聞いた事は無い。 「凛として立つ」の「凛」は音韻から始まる文字だが、人が立って「リン」の音が聞こえる事も無い。 「ひたひたと迫...

「言語の理解」

  人間の言語に対する理解は「語彙解析」(ごいかいせき)、「統語解析」(構文解析)、「意味解析」「文脈解析」などが相互に影響しあって解析されているが、「統語解析」(syntactci analysis )では簡...

「コミュニケーションと言語」・2

更にこれは特殊な例だが、王室や貴族、またはナイトの称号を持つものに対する挨拶は、何か特段差別があるのではなく、その伝統に対して、またその国の国民が大切にしている文化に対して敬意を表す為に必要だと私は思うが、この場合の挨拶...