「中華人民共和国」・Ⅱ

共産主義と言う考え方は現状に即して生産や経済計画が組み立てられる。 それゆえ基本的には人口が増えることに対応するほど毎年の生産は増加しないが、これは原理的に一生懸命働いても、適当に働いても給料が同じなら、適当に働いた方が...

「中華人民共和国」・Ⅰ

一国の政府(government)がその国民をどう見るか、どう認識するかはその国家によってさまざまだが、一様に民衆を統括する立場の国家代表部にとって、民衆とは「愚かなもの」であり「厄介なもの」との認識が多くなる。 だがそ...

「それでも地球は回っている」

夜空にまるで果てしなく続く抒情詩でも描かれたかのように煌く星座、この星座の起源は古代バビロニアにその端を発していると言われているが、5000年前、チグリス・ユーフラテス川流域に生きた古代都市の人々もまた、星に何を願ったの...

「罪の入り口と出口」

古代日本に措ける最大の罪とは「天津罪」(あまつつみ)と呼ばれるもので、その罪は8つの具体的な行為を指している。 「串刺」(くしさし)とは他人が開墾した田に串を刺し、そこが自分のものだと主張することであり、言うなれば人の田...

「命への祝福」

脳に措ける神経細胞の伸び方は「雷」に似ているが、雷は厳密には上から伸びる電気と、僅かに下から迎える電気があり、これが連結して落雷となる。 しかしこの雷のシステムには明確な因果律が認められず、どこへ落雷となるかは地面からも...