民族歴史 「食文化と貧困」 Posted on 2016年6月13日 by T・asada フランス語でconvivialite(コンヴィヴィアリテ)と言う言葉があったが、この言葉の意味するところは「快適性を共有する」と言う意味があった。 そしてこのconvivialiteの語源はconvive(コンヴィーヴ)...
民族歴史 「葬式・後編」 Posted on 2016年6月2日 by T・asada さて葬儀が終わってからだが、いよいよ棺桶の蓋に死者の長男か孫が釘を打って、棺桶は白木の輿(こし)にのせられるが、この輿は台座に棺桶をのせてその上から屋根付きの輿を被せる仕組みになっていて、全体的には白木だが部分的には赤や...
民族歴史 「葬式・前編」 Posted on 2016年6月1日 by T・asada こんなことを書くと不謹慎だが、私は幼い頃葬式が好きだった。いや私だけではない当時この付近に住んでいた子供達はおそらく葬式と言うと皆心躍ったに違いない。 そもそも小さい子供にとって、葬式、結婚式、祭りは同じものだった。 親...
民族歴史 「めあかし」 Posted on 2016年5月31日 by T・asada 日本で初めてボーナスが支給されたのは1876年(明治9年)の事で、当時の三菱商会はこの時西欧と何等遜色の無い金額、またその基本精神も欧米型のボーナスに近い意味での支給を実行している。 日本では江戸商家の慣習で「仕着」と言...
民族歴史 「ばり弟子」 Posted on 2016年5月27日 by T・asada 一般的に「バリ」と言う言葉は「不必要なもの」を指していて、例えばこれが機械金属加工業で有れば、加工した必要部分の外のはみ出した部分、つまり後には削り取られて廃棄される部分を指し、塗装業でも実際に必要な塗装面から外れて塗ら...