カテゴリー: 「戦争と平和」
第二章「ポツダム宣言の拘束」
第二次世界大戦では1945年5月7日、ドイツが無条件降伏をした時点で、世界の注目は日本に集まっていた。 そしてそれはアメリカが勝つか、日本が勝つかの問題ではなく、もはや日本がどうしてこの戦争の収拾をはかるか、つまりどう言...
第一章「一人残らず特攻員となりて・・」
昭和20年(1945年)3月、硫黄島陥落、4月1にはアメリカ軍が沖縄本島に上陸し、同年6月23日には沖縄に展開されていた日本軍の地上部隊も全滅、アメリカ軍によって殺されなかった者はすべて自決によって死亡した。 このアメリ...
第二章「正義の基準」
そしてパレスチナでは現在国家としての要件である「政府」(Government)が存在しない状態となっている。 国際法上認められた、つまりアメリカとイスラエルが認める「ファタハ」と言うパレスチナ穏健派組織は、既にパレスチナ...
第一章「例え頭を撃てなくても」
作家の曽野綾子女史が新聞の談話でパレスチナのことを語ったことがあり、その際女史はパレスチナの女性教師の話をしているが、その女性教師は外で絵を描く子供たちの近くで、自動小銃を構えながら警戒していた。 そこへ通訳と女史、そし...