「飽和反転経済」

「過ぎたるは尚、及ばざるが如し」 過剰に生産された物資は基本的に「損失」で有り、この場合提供された労働生産力も含めて全てがマイナスになり、企業で有れば経営を圧迫する。 従って企業は需要に合わせて物資を生産しなければならな...

「メタボになった通貨」

或る村に人参(ニンジン)を沢山持っている者がいて、その者は鍋が欲しいと思っていたのだが、同じ村で鍋を作っている者のところへ行き、そこで人参を何本渡せば鍋を譲ってくれるかと言う交渉をした時、実は人参は家にも沢山有って、50...

「仮想通貨と通貨」

通貨の本質は全て仮想である。 基本的には物品やサービスに対する代償を決済する為の信用である事から、通貨自体の価値は代償に相当する価値を初めから持っていないが、これを保障する者が在って通貨の信用は保たれている。 つまり我々...

「国定信用貨幣論」

かねてより金銀の産出量低迷が常態化し、市中に小判や銀貨の流通量が低下、その上に制限のない将軍家の散財、人口が増加し、経済規模が拡大しようとしていた江戸は経済危機を迎えていた。 ここにその抜群の経済センスで頭角を現してきた...

「消費税マインド」

デフレーションを通貨供給量だけで見ていると正確な理解には遠い。 需要と供給と言うバランスは通貨と物品相互が同じ概念を持っている。   従って例えば消費税増税前だからと言って、2014年4月から消費税が増税された...