「日本の成立」

 古代の日本人は一人称、自分のことを「わ」と発音し、これは万葉集の時代まで続いているが、一説によると倭国、倭人と言う表記は、古代日本の人々が自分のことを「わ」と発音していたことから、それに「倭」を当てはめたものだとも言わ...

「火天大有」

大正12年(1923年)1月15日、華族会館・・・「大有は大いなるものあるの意にして、震動多し、ことに海中と火山脈とに起因するもの、最もその影響を受け、夏時、西南の分野、ことに驚き多し」 堂々とこの発表をしたのは小玉呑象...

「故郷」

私は多分、農業ではなく百姓をやりたい・・・ いや、そう有りたいと思っているのかも知れない。                                          ・ 米作りもこの30年ほどで随分変化し、あらゆ...

「領土」

太平洋戦争終結後、アメリカの占領下に置かれた日本で、まず当時の民主主義の原則は被占領国の植民地化と言う、従来の形式を許さなかった。 この点でアメリカの占領政策は日本の植民地化政策のラベルを張替え、それが「同盟」と言う形だ...

「生命の流れの祝福」

脳に措ける神経細胞の伸び方は「雷」に似ているが、雷は厳密には上から伸びる電気と、僅かに下から迎える電気があり、これが連結して落雷となる。 しかしこの雷のシステムには明確な因果律が認められず、どこへ落雷となるかは地面からも...